皆さん、「酸蝕」という言葉を聞いたことはありますか?
むし歯菌が出す酸によって歯が溶けることをむし歯。
「酸蝕」は、むし歯と違って、酸性の食べ物や飲み物に
歯が触れることで歯が溶けることを言います。
実はどんな人でも日常的に酸の影響は受けているんですが、
唾液の力によってエナメル質が修復され、そのバランスが
保たれているおかげで歯の健康が維持されています。
でも、そのバランスが崩れて、酸の影響を過剰にうけた時に
「酸蝕」という問題が生まれてきます。
炭酸飲料、ジュース、スポーツドリンク、黒酢ドリンク、
アルコール、柑橘系の果物などを継続的に飲食した時は特に気を付けましょう!
●酸蝕歯を予防するためには?
・酸っぱい物を食べたら30分ほど歯みがきを控える。
・酸性の飲料物を口にしたらそのあとすぐ水やお茶を飲む。
・フッ素入り歯みがき剤やジェルを使う。
・やわらかい歯ブラシを使う。
・赤ちゃんに哺乳瓶でジュースを飲む習慣をつけない。
・口が渇いている時は酸性の飲み物を避ける。